歯の予防とは
2020年7月3日
皆さんこんばんは!院長の深瀬修一です。
梅雨真っ盛りですね。ジメジメとして体調を崩しやすい季節ですがご自愛ください。
今回は僕がここ最近思うことを投稿します。
虫歯予防、歯周病予防というワードはここ最近よく耳にされるかと思います。
当院でも予防には力を入れており、僕自身も衛生士さんと連携して患者様の歯磨きの状態を必ず確認しています。
また新患の患者様には口の中がどのような状態であれ必ず歯磨き指導を行なっています。
それは口の中は非常に複雑であり、必ず磨きづらいポイントがあるからです。
また一人として口の中が全く同じ状態の人はいません。一人一人違います。
なのでその患者様にあった歯ブラシ、歯磨き粉、磨き方を衛生士さんに指導していただいています。
ここまで見ると予防には歯磨きが重要なんだ、歯磨きを頑張ればいいんだと思われがちですがそうではありません。しかし僕自身も恥ずかしながら少し前までは患者様に説明するとき歯磨きができていればいいよと説明していました。
最近ではこう思うようになりました。
歯の予防を確立させるためにはまずは歯磨きは必須、それ以外に食生活(習慣的に食べている飲んでいるもの)、唾液の質、生活習慣、家族構成、フッ素の使用、被せ物詰め物の状態などなどたくさんの条件が合わさって初めて予防と呼べるのではないでしょうか。
そのなかで被せ物、詰め物に関しては僕ら歯科医師の責任が大きいと思います。
よく被せ物と歯の境目に歯垢が残っていたりそこから虫歯になっていることをよく目にします。
これって患者様が悪いのでしょうか?
あくまでも僕自身の考えですが虫歯になりやすいような被せ物、詰め物をした歯科医師の責任であると思います。
当院にかかった患者様がこれ以上歯を削ることがないように歯を失うことがないように全力で技術を磨き、学んで、患者様がより良い生活を送れるようにサポートしていきます!