桜
2023年4月14日
今年も桜の時期が来て、そろそろ終盤を迎えました、コロナのピーク時も過ぎ、
終息しつつある中で花見を楽しむ方を多数見かけました。今か今かと待ち続けた
桜の開花も1週間~10日程度で花は散ってしまいます。期間限定の美しい桜を、見ておかなくては、という気持ちになるでしょう。
さて、この「さくら」と言われる語源は数々の説があるそうですが、この3つが有力です。
1)「咲く」に複数を意味する「ら」を合わせ、多くの小さな花を付ける桜の姿を
現しています。
2)桜の「さ」は「田の神様」を意味し「くら」は、神様の居場所である「御座」を意味していると言われます。農耕民族である日本人にとって、桜が特別な存在であることを示しています。
3)古事記に書かれている「木花咲耶姫(コノハサクヤヒメ)」は桜の女神で、サクヤから桜
とされたと言われています。
桜には「五穀豊穣」や「繁栄」の象徴とされ、縁起の良いものとされており
ます。また、花言葉に「精神の美」「優美」などがあり、女性の名前にも多く使われる
理由でしょう。最近では、日産のEV車にも「日本のEVの時代を彩り、代表する
クルマとなってほしい」という強い思いから、日本を象徴する花「サクラ」と車名が
名付けられたといいます。
華やかに咲き、散りゆく様も美しい桜は、日本人にとっては切っては切れない日本の春です。