歯の痛みについて
2023年7月1日
こんにちは
今日は歯の痛みについてのお話です。
皆さんは歯が痛いけどどこの歯が痛いのかよくわからないとか、痛いと思っていた歯と違う歯がむし歯になっていたなどという経験をしたことはありますか?
歯の痛みを感じる神経は三叉神経といい、12ある脳神経のうちの1つになります。
三叉神経は耳のあたりから眼神経(第一枝)、上顎神経(第二枝)、下顎神経(第三枝)の3つの枝に分かれて分布しています。
同じ三叉神経という場所から伝達されるため脳が痛みを正確に判別できくなることがあるのです。
また、奥歯は三叉神経の分岐に近いため痛みが第二枝と第三枝のどちらにいったか分かりにくく上の歯と下の歯の痛みを間違えたり、隣の歯やそのまた隣の歯が痛く感じることもあります。また痛みをそのままにしておくと神経を伝わって痛みが広がりいろんな場所が痛いように感じてしまうことも。
そのため歯科医院では必要に応じてレントゲンで確認したり打診検査といって歯を器具でコンコンと叩いて痛い箇所を特定したりします。
炎症が強いときなどは軽くコンコンと叩くだけでものすごく痛いっ!となることもあります。
痛い思いをしないためにも定期的な歯科検診に通い、毎日の歯磨きで予防していきましょう☺