酸蝕症
2024年3月15日
少しずつ寒さも落ち着いてきました。寒暖差で体調を崩したりしていませんか?
突然ですが、皆さんは酸蝕症とはなにか知っていますか?
むし歯は細菌が出す酸によって溶けるもの。酸蝕症とは食べ物や飲み物に含まれている酸によって直接歯が溶けてしまうものです。
私達の周りには想像以上に酸で溢れています。例えば、果物、ジュース、お酢、グミ、ガム、アメなど様々なものに含まれています。
成分表示に◯◯酸、酸味料、ph調整剤など書かれているものには酸が含まれています。実は、炭酸自体はそこまで強い酸では無いため問題ないです。
もし、酸蝕症とむし歯が組み合わさってしまうとどうなるでしょうか。
酸蝕症はプラークが無いところで溶けるため、酸蝕症とむし歯が組み合わさると磨けていても磨けていなくても溶けてしまいます。そしてそのむし歯は進行が速く、小さなむし歯だと思っていても中でぐにゃぐにゃに溶けてしまっていることが多いです。
ただ、私達の生活の中で酸を食べないようにするというわけではありません。症状が出ていない場合は特に制限する必要はありません。
症状が出てしまっている場合、酸の取る頻度をを少なくしたりと改善が必要です。
原因を改善して自分の歯を守っていきましょう!