白い歯は好感度アップ
2025年9月13日
技工室望月です。
最近は、歯科治療において金属のかぶせ物が減ってきています。
まったくなくなったということはありませんが、一昔前はなんでも金歯、銀歯でした。
もちろん、それにしなければならないということもあるでしょうが、
出来る限り、白い歯というのが基本スタイルです。
診察室で耳にすることがあるかもしれません。
A3とか、B4とか、これは歯の色を表すものです。
アルファベットは、色の色調、数字は色の濃さになっていて、
色見本のどの色に近いかを伝える手段として使われています。
私は、必要に応じて、診療室で患者様の歯の色を見に行きます。
直接見せてもらった方がわかりやすいからです。
日本人は、A3、A3.5が多いです。
ですが白い色は無限大にあって、人それぞれです。
そこについては、技術的にも非常に難しく、
どうやって作っているのかという事ですが、
技工士の職人技です。現在の歯科技工技術では永遠のテーマです。
一色、一色、ペーストを重ねて固めては、盛り、また固めて、
そんな手作業によって何層にも重ねられたものが、表面に現れる色になっています。
実際に盛っている厚さは、0.0何ミリだったり、0.1ミリだったり、
再現しようとする色によってです。
もっとも難しいのは、透明度です。
つくるかぶせ物に、金属が使われている以上、光が遮断されて、光が抜けません。
それが、見える色に大きく関わっています。
実際の色は無限大なのですが、ペーストの数は限られているので
一番近い色でとなってしまうことが多々あります。
これは材質によるのですが
保険診療で使うことができる材質は、一般的に言われる硬質のプラスチックです。
ぴったりの色というのは非常に難しいです。
色の再現については。
金属フレームを使わないで製作できるジルコニアなどのほうが、はるかに有利です。
出来る限り、患者さに喜んでもらえるものを提供できるように、精進してまいります。
もしもご希望があれば、例えば、とにかく白くしたいとか、出来るだけ目立たない色にしたいとか
言ってください。
そんな人に少しでも喜んでもらえるように、診療室に見に行きます。



