歯周病と認知症
2020年10月20日
アルツハイマー型認知症に歯周病が関係している可能性が高い
というニュース先週テレビでご覧になった方いらっしゃると思います。
アルツハイマー型認知症は世界中で研究がすすめられていますが
治療法はまだ確立されていません。
以前から認知症の患者さんには歯周病が多いとは聞いていましたが
最近認知症の患者さんの脳内から歯周病菌が検出され、治療法の確立に
つながるのではと期待されているそうです。
歯周病の患者さんの歯肉は出血しやすい事が多く、
血管の破れた所から歯周病菌や炎症のもとになる物質が全身を巡り
脳内に蓄積され記憶障害を引き起こす可能性があるとのこと。
このように聞くと怖いですね。
また噛むことは脳の活性化を促すため、しっかりした咬合が
できるように歯を失わないことも認知症の予防になります。
これから研究が進み新しいお薬も出てくるでしょう。
でもまずはお家でのブラッシング、歯科での定期的な検査や
清掃で一日でも早いうちから歯周病の予防を
していきましょう😊