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お花見

2021年3月26日

今回は、気分を変えて桜のお話です
各地で桜の便りを聞くころとなりました富士宮浅間大社の桜も少しずつ咲き始め日本人にとって何故か桜は気になるものです
花見の起源は諸説がありますが、時代をさかのぼると、奈良時代には貴族が梅を好み、花鑑賞をしていたようです。現代では花見と言えば桜を指しますが、当時は中国から伝来した梅の花が主流で、決して桜が好まれていなかったわけではなく、当時の日本人にとって桜が神聖な木として扱われていたためです。
実際、「万葉集」には桜を詠んだ歌も残されており、古代神話以前から桜は神の宿る木として信仰の対象ともなっている様です。
平安時代に入るお花見の主役は桜へと移り変わり「花」と言えば桜のことを示すほど日本人の桜好きのルーツとなりました。
貴族だけではなく、各地方の武士に花見の文化が広まったのは鎌倉時代以降
貴族による優雅なお花見のスタイルを大きく変えた人物が武将;豊臣秀吉です700本の桜を醍醐山に植え、1,300人もの客を招待して「醍醐の花見」を開いたとされます。この頃から庶民も桜を見ながら宴会を楽しむというスタイルへと変化したそうです