永久歯の色
2021年10月30日
お子さんの定期検診にいらしたお母さんから永久歯が黄色くて心配というお声を聞くことがあります。
実は永久歯は乳歯と比べると黄色いのが普通ですので心配するとこはありません。
目に見えている歯の色はエナメル質の下にある象牙質の色が影響しています。永久歯になると象牙質の部分が乳歯よりも黄色くなることや
象牙質の厚みが出ることにより歯が黄色く見えるのです。
また乳歯と並んでいるとその比較によって黄色く見えてしまうこともあります。個人差はありますが、すべて永久歯に生え変わると気にならなくなることが多いです。
ただ歯ブラシがしっかりできていないと歯面に硬く黄色いプラークが付着することがあります。
その場合はプラークを落とせば黄色い色は取れますが、黄色いプラークが付くということは普段のブラッシングやおやつの食べ方などを見直す必要があります。
お子さんに歯が生えてきたら定期的な歯科検診を受けることをおすすめします。