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インプラントの歴史

2022年12月9日

ヨーロッパでは、紀元3世紀頃の人骨の上あごに鉄製のインプラントが、中南米では紀元7世紀頃の人骨の下あごに貝で作られたインプラントが発見されており、とても長い歴史をもっています。その後、金やエメラルド、サファイア、アルミニウムなど様々な素材を埋め込んだ
治療が行われましたが、とても長期的に嚙めるものではありませんでした。
現在のインプラント治療の礎の発見は、偶然によるもので、1952年にスウェーデンの学あるブローネマルク教授は、微細血流の研究のため、ウサギの骨にチタン製器具を埋め込んだ実験を行っていました。研究終了後に埋め込んだ器具を取り出そうとしたところ、チタン製品具は骨としっかりと結合取り出すことができませでした。これにきずいたブローネマルク教授はこの現象について研究を進め、チタンは身体に対して有害な作用を及ぼしにくい特性があることもわかりました。最近ではスクリュータイプのインプラントが支流で、CTを導入して、口腔内の血管や神経、それに骨の形や固さなどを三次元的に撮影し、設計にあたっての情報を事前に把握できるようになり、より精度よいインプラントの治療が出来るようになりました。